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星野仙一氏

「前田君はタイガースがリーグ優勝を果たした2003年、社会人野球からトレーニングコーチとして入団してもらい、私と選手を本当によくサポートしてくれた。どんなに技術があっても、どんなに強い気持ちがあっても体力がなければ、長いペナントレースを戦い抜くことはできない。初めてチームに合流した秋季練習から特に目を惹いたのは、野球の動きをふんだんに取り入れた野球のためのトレーニングをさせていたこと。あの年、チームが一年間怪我なく好調のまま戦い続けることができたのはこの男の力だ。これまでの経験を存分に生かし、多くの野球選手、アスリートの指導にあたってほしい。
  


塚本浩二投手(四国アイランドリーグ、香川オリーブガイナーズ)

 四国アイランドリーグの香川オリーブガイナーズに合流する日が迫っていた折、ベースボールクリニックの中で前田さんの連載を拝見しました。すごくおもしろくて勉強になることが多く、以前からスムーズな体重移動について悩んでいた私は、なにかヒントになることがあればと、是非一度指導してもらいたいと思いました。
 しかし、合流間近で、一度指導してもらっただけで上達するのか、新しい知識や動きの指導を受けることで、逆に今までのものが崩れて悪くはならないかという不安があり、行こうかどうか迷っていました。
継続して見てもらえれば、と思いながら数日が過ぎたとき、後輩のピッチャーとピッチングフォームについて話をしていると、その後輩が「実は以前から前田さんに見てもらっているんです」「ものすごくいいですよ。一度見てもらったらいいと思います」と自信をもって言いました。その言葉で迷いはふっきれ、『かじってみるだけ』でもいいじゃないかという気持ちに変わりました。それに、その後輩の成長ぶりがなかなかのものであったことも、私の背中を押しました。

 Baseball Conditioning Systemsでは、まずはストレッチや可動域のチェック、PNFをしてもらいました。前田さんに体を預けているとどんどん体がほぐれていき、さすがプロの技術だと思いました。
 その後、本題のフォーム指導に入りました。指導された私の修正ポイントは、左腕の使い方と脚を上げてから重心を沈めていく際の股関節の動きでした。実は、以前から左腕の使い方についてはよくわかっておらず、使えていないという自覚もありました。
 前田さんの指導での内旋させる使い方をすると、体の開きが抑えられ、体重移動についての疑問もその点を改善することで解決しました。さらに、アンダースローの私がよく参考にしている、千葉ロッテマリーンズの渡辺俊介投手の、左腕の独特の内旋、右足を背中側に蹴るような動き、ステップする時の左肩が地面を指すような動きの意味がわかりました。指導を受けたことで、社会人野球でもずっと修正できなかったいくつもの点が一気に解決し、勘違いしていたこともわかり、ものすごくすっきりして、自然と笑顔になっていました。いうなれば、今まで自分のフォームの中で、いくつか持っていた修正ポイントがばらばらに点としてあったものが一本の線につながった感覚がありました。大げさかもしれませんが、この出会いは私の野球人生を左右するかもしれません。そのぐらい私にとっては大きな変化でした。
 一度は行こうかどうか迷っていたけれど、本当に行ってよかったと思います。『かじってみるだけ』のつもりだったのが『丸ごと、皿ごと食べてしまいたい』と思えるぐらい、的確な指導内容にとても満足しています。一度だけでも行ってよかったと思います。私はもう香川に引っ越してしまうので、定期的に見てもらいに行くことはできませんが、また時間を作って行きたいと思っています。